投稿

2024の投稿を表示しています

FlutterのLocal Notificationsプラグインがバージョンアップ (ver 17.0.0)

イメージ
Flutterでアプリからの通知を表示させる機能を追加するプラグイン「 flutter_local_notifications 」のターゲットAPIレベルがやっとAndroidのAPI 34 (コードネーム: 逆さケーキ)に対応しました。 去年の3月 に開発者向けプレビューが公開されたAndroid 14 (API 34)が 今年の3月 に一般リリースされたので、新しくリリースされるほとんどのFlutterのプラグインがターゲットAPIレベルが 34 になっている訳ですが、flutter_local_notificationsは長いことAPI 34ではなくAPI 33 のままでした。 ターゲットAPIレベル 34に必要なGradleのバージョン flutter_local_notificationsは古い環境のシステムでもサポート出来る様に下位互換性を守る為にターゲットAPIレベルを 34 に移行しにくかったみたいですが、これによって同じアプリに組み込む他のプラグインはターゲットAPIレベルが34ではなく、 33 に対応した古いバージョンを使う必要がありました。 というのも、ターゲットAPIレベルが 34 だとビルド時に使われるGradleのバージョンが8.0以上が必須になりますが、これまでのflutter_local_notificationsのビルドがGradle 8.0に対応していなかったので、他のプラグインも以前のGradleバージョンに対応しているバージョンにまで戻す必要がありました。 kiimemoブランドで「flutter_local_notifications」を使ったFlutterアプリを、現時点で2つ公開していますが、その内の1つに関しては、上記の理由で1つのプラグインは 去年7月 のバージョンまで戻されたプラグインが使われていて、いくつかの新機能が使えていないという状態になっています。 今度は? プラグインの「 Changelog 」によるとサポートする古いバージョンのFlutter SDKのバージョンも以前よりも制限される他、古いAndroidの通知機能のサポートはAndroid Jetpackの Notification

AppStore登録用の5.5インチ スクリーンiPhoneのスクショを撮る方法 (画像編集必要無し)

イメージ
Android/iOSアプリを開発してストアで公開していますが、どこのストアでも、アプリを登録するのに様々な必要事項がいくつかあリます。 最近、AppleのAppStoreにアプリを登録する際に必須となるアプリのスクリーンショットで「 どうやったら撮れる? 」という事例があったのでここに備忘録としてメモしておきます。 ※: 「違うサイズのiPhoneでスクショを撮って画像エディタでサイズを変更する」などという解決法を紹介しているページが結構あるみたいですが、このメモではiOSシミュレータに 5.5インチ スクリーンiPhoneのシミュレータを追加する方法 を紹介しています。 なので、編集無しでスクリーンショットをそのままAppStoreの登録に使う事が出来ます。 [ 目次 ] iOSアプリ登録にはアプリのスクショが必須 実機が無くてもiOSシミュレータで撮影 iPhone 5.5インチディスプレイ ??   👈 問題 iOS 16.4 シミュレータをインストールする手順   👈 解決方 追記 追々記 : 「資料: スクリーンショットの仕様」 iOSアプリ登録にはアプリのスクショが必須 AppleのストアにiOSアプリを登録して公開する際には、Appleが指定する解像度でアプリのスクショを撮ってアプリの登録ページにアップロードする必要があります。 👇はiOSアプリを登録する際に使うページの一部ですが、画面のサイズごとにアプリのスクリーンショットをドラッグ&ドロップしてアプロード出来る様になっています。 ページには、iPhone用に3種、iPad様に2種の合計5種類のスクリーンサイズがありますが、実際にアプリ登録に 必須 とされるスクリーンショットは: iPad Pro (第6世代) 12.9インチディスプレイ、 iPad Pro (第2世代) 12.9インチディスプレイ、 i