Flutter備忘録: pod repo update やっても👈 Exception: Error running pod install エラー

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flutter build ipa」や「flutter build applebundle」といったFlutterのビルドコマンドで、macOSやiOS用のアプリをビルドする際に、

pod repo update」コマンドを実行するように

といったエラーメッセージが返ってくる事がしばしばあります。

例: pod repo update エラー

そこで、指示の通りにターミナルを開いてプロジェクトのディレクトリで「pod repo update」を実行すると、リポジトリ情報は更新されるみたいですが、再度ビルドをしても前と同じエラーが返ってくる場合があります・・・。

この場合、エラーメッセージの指示にある「pod repo update」ではなく、別のコマンドを実行すれば次のステップに進める場合がほとんどなのでここに備忘録としてメモしておきます。


キーワード: #CocoaPods

エラーメッセージ

問題のエラーメッセージは:

Error: CocoaPods's specs repository is too out-of-date to satisfy dependencies.
To update the CocoaPods specs, run:
pod repo update

Exception: Error running pod install

で、メッセージの意味は、CocoaPadsのリポジトリ情報が古いので、ターミナルでプロジェクトのディレクトリに移動して「pod repo update」というコマンドを実行して情報を更新してくれ(下さい)という意味になります。

また、最後の「Exception: Error running pod install」の部分から、「pod install」コマンドを実行した時に起きたエラーというのがわかります。

CocoaPadsは、macOSやiOSのアプリなどを開発するのに使われるIEDの
Xcodeにおいて、オープンソースのライブラリコードを扱う場合に頻繁に使われるツールで、プロジェクトに必要なコードの正しいバージョンをリポジトリからダウンロードしてくれます。

たぶん、Xcodeを使い慣れている人の場合だと、上のエラーメッセージを見ただけで即座に次に何をすれば良いのか分かるのだと思いますが、当方、Xcode初心者な為、素直に:

pod repo update

を実行すればこのエラーが解決されるとしか思えず解決方法を見つけるまでにちょっと時間が掛りました。。


対処方法

結果から言うと、プロジェクトのiOSディレクトリで、次のコマンドをターミナルで実行する必要があります。

pod install --repo-update
pod repo update

これでCocoaPadsがPodfileに記載されているプロジェクトに必要なコードをダウンロードしてくれます。


Android Studioを使っている場合は「Terminal」タブを開いて、プロジェクトのiOSフォルダにいることが確認できればそこで上記のコマンドを打つ事も出来ます。

Android Studioの「Terminal」タブ

最後に

今回のエラーメッセージは、Flutterでプラグインのバージョンを更新した場合や、長い間ビルドをしていなかった場合に上記のエラーが出る事が多いと思いますが、解決方法には直接繋がらないエラーメッセージなのでどうかと思いました。。

エラーの内容からすると「pod install」コマンドを実行した際に、各コードのどのバージョンをインストールするべきかを検討する為に最新のリポジトリ情報が必要になるので「pod repo update」を実行してリポジトリ情報を更新するというのは正しいエラーメッセージだとは思いますが、今回は直接「pod install」コマンドを実行しているのではなく、Flutterのビルドコマンドを実行しているので補足のエラーメッセージでも加えたら初心者にもちょっと優しくなるとは思うのですが。。



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