FlutterのLocal Notificationsプラグインがバージョンアップ (ver 17.0.0)

Flutterでアプリからの通知を表示させる機能を追加するプラグイン「 flutter_local_notifications 」のバージョンアップがあり、AndroidのターゲットAPIレベルがやっとAndroidのAPI 34 (コードネーム: 逆さケーキ)に対応しました。 2023年の3月 に開発者向けプレビューが公開されたAndroid 14 (API 34)が 今年の3月 (2024年) に一般リリースされたので、新しくリリースされるほとんどのFlutterのプラグインがターゲットAPIレベルが 34 になっている訳ですが、flutter_local_notificationsは長いことAPI 34ではなくAPI 33 のままでした。 [ 2025年 追記] flutter_local_notifications バージョン19 3月16日 (2025年) にLocal Notificationsプラグインの バージョンの19 が公開された様で、AndroidのターゲットレベルがAPI 35 (コードネーム: バニラアイス)になった他、必要となるJavaデベロッパーキット(JDK)のバージョンも8から11に更新されました。 このプラグインの最新情報についてはPub.devの 👉 プラグインの情報ページ で確認して下さい。 ターゲットAPIレベル 34に必要なGradleのバージョン flutter_local_notificationsは古い環境のシステムでもサポート出来る様に下位互換性を守る為にターゲットAPIレベルを 34 に移行しにくかったみたいですが、これによって同じアプリに組み込む他のプラグインはターゲットAPIレベルが34ではなく、 33 に対応した古いバージョンを使う必要がありました。 というのも、ターゲットAPIレベルが 34 だとビルド時に使われるGradleのバージョンが8.0以上が必須になりますが、これまでのflutter_local_notificationsのビルドがGradle 8.0に対応していなかったので、他のプラグインも以前のGradleバージョンに対...